神様、生まれ変われるなら水晶になりたい

「電車男」を読み終わった。

一ヶ月ぐらい前かな、初めてその存在を知って、おもしろかったのでいろんな人に勧めた。
彼女にも教えて、そうしたらネットでも読めるのにわざわざ本を買ったらしい。
本ではネットでは読めない後日談が載っていた。
本にする必要ってあるのかな？とか思っていたら、けっこう売れているみたい。
本を見てAAの再現性はすごいなと思った。あのての文字は印刷で再現するのは難しいとおもう。

ネットで読んだときすごくおもしろいなと思った。掲示板を通じて電車の中でひょんなことから助けた女性と電車男の恋を独身の男やいろんな人々が応援する。
最初は女の子に電話するくらいでドキドキしてしまう電車男に、どこまで女の子に免疫がないんだよ！っと突っ込んでしまった。それを応援する人々も同じような感じで。
でも、自分もそうだったなって思い出した。
学生の頃、女の子に電話をすることや話をすることでさえドキドキして。手をつなぐことなんてもう胸が張り裂けんばかりに高鳴って（笑）
そんななんにも知らない頃のこと思い出した。ある意味でそういうことでドキドキする電車男や一緒になって一喜一憂する周りの人々が羨ましく思った。
中学生の頃授業中にノートをまわしてそこに、なんでもないたわいもないことを書いて読んでまわして、女の子のことや昨日起きたこと、友達の悪口なんか書いて読んで笑って。
掲示板に書かれているログを読んで、その頃のことを思い出した。

女の子のことは今でもよくわかりません。でも、男は色んな事考える、どうすればうまくいく？とかスケベなことも考えて。
好きな人と一緒になりたいなとか。

俺のなかでそういう余裕は今までなかったな、今でも余裕がない。自分のことで精一杯で。毎日を楽しめる心の余裕が欲しいな。そうしたら俺も電車男みたいにドキドキできるかな？