ドラえもん

2005年4月7日 読書
電車に乗るのに暇だったので、電車の中で読むために漫画を買った。ドラえもん(笑)
ドラえもんの色んな話の中で、テーマに沿って編集された単行本があったので買ってみた。
恐怖編と恋愛編
恐怖編はまぁまぁ漫画が漫画だけにさほど恐怖は感じられないのだけど、実際に起きたらこりゃ大変!っていう内容。
例えば、土地を広くする道具を使って日本列島を膨らます。っていう話では日本列島が膨らんでしまったおかげで、海の水が浸水してくる。あわや日本沈没。この間のスマトラ沖地震の津波を彷彿とさせるような。よくよく考えたら怖いなぁ、なんていう内容だったり。ゾーッとする怖さっていうよりも、あらら大変。って感じ。
恋愛編は、それこそのび太としずかちゃんの結婚エピソードや、のび太のパパとママの出会いなど。
で、不覚にも泣きそうになったのは、のび太の結婚前夜という話。タイムマシーンでのび太の結婚前夜を見に行くのだけど、のび太はジャイアンに独身お別れパーティに呼びだされた飲んだくれてるわけですよ。ここで笑ったのはスネ夫の頭がチリチリになっていたこと(笑)
一方で、しずかちゃんは両親と三人で最後の夜を過ごすわけなのだけど、夜お父さんにやっぱり結婚したくないと告白するわけですね。私がお嫁に行ったらお父さんは寂しくなっちゃうでしょ?って言う。そこでしずかちゃんのお父さんは
「そりゃ寂しいけど、君はすばらしい贈り物を残していってくれる」と言い
しずかちゃんが生まれたその日から今日までの思い出を話してくれて。
「すこしぐらい寂しくても思い出があたためてくれるさ。そんなこと気にかけなくていいんだよ。」という
するとしずかちゃんは
のび太うまくやっていけるか不安だと言う
「のび太君を信じなさい、彼を選んだ君の判断は正しかったと思うよ。彼は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それが一番ひととして大事なことだよ。彼はきっと君を幸せにしてくれると僕は信じているよ。」というわけです。
もうね、目頭が熱くなりましたね。
ドラえもんの話の中でも名作と名高い話のひとつみたい。
なんかこの話だけ妙に大人なストーリーだったなぁ。

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