部屋の掃除をしていたら、アルバムがでてきたので掃除をわすれてアルバムを見ていた。
漫画とか古い雑誌とか、掃除の途中で見つけちゃうとどうも掃除そっちのけで読みふけっちゃう。
そのアルバムの中の写真は、もう8年ぐらい前の写真で、その時学校の研修旅行で行った初めての海外旅行の写真だった。

最初に行ったのはフランスのパリ。
海外旅行とか海外なんてその頃はあまり興味がなかった。
テレビや本の中で見るぐらいでフランスは単に芸術の都、パリジェンヌやパリジャンが気取って闊歩する。そんなイメージで、エッフェル塔やシャンゼリゼなど写真なんかで見たものを勝手に頭の中に思い描いていた。
アルプスの少女ハイジなんかを見て、ああいうところに住んでみたいなぁ。程度にヨーロッパのことを思った。
でも実際に行ってみたら、なんか感動した。
エッフェル塔にしてもシャンゼリゼ大通りにしても、実際に見るとやっぱすごかった。
ショックっていうか、衝撃的だった。
友達はブランド物を買い漁るのに夢中になっているのに、俺はブランド物には興味がなかったのでコンコルド広場に座って景色を眺めていた。
なにもかもが新鮮なように見えて、何を見ても感動した。
ご飯がまずいのさえ感動した(笑)
その頃からヨーロッパにまた行きたい、できればフランスやイギリスで暮らしてみたいと思うようになった。

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