皮肉

2005年6月12日 In my life
さっそく面接を受けてきた。
予想通りというかやぱりダメだった。
理由はパートといえども短期間の仕事ではないため。
それは俺もなんとなくわかっていたので、この結果はしかたがないと思っている。
なにか短期間でもできる仕事を探そうと思っている。
たぶん短期の仕事だと力仕事しかないだろうなぁ…。

なぜ短期間にこだわるのか。
8月の末から留学することに決めたから。
留学といってもすごく短期間で1ヶ月。
1ヶ月って短いなって自分で思う。
でも、それでも自分の夢が叶うから嬉しい。
行き先はイギリス。
正直英語は話せないので不安はいっぱいあるけど、いまから少しずつ勉強して簡単な挨拶ぐらいはできるようになりたい。

だから留学のことを面接の時に話した。
正直に話して、自分自身良かったと思っている。
その反面中途半端な気持ちで面接を受けたことを申し訳なく思っている。

そういうことだから、今度の留学は自分自身にとても有意義なものにしなければと思う。

面接の結果を母親に話すと苦笑いされた。
苦笑いされても、しかたがないことだけどね。
何か他に短期間のバイトを探すというと。
「探すったってもう1ヶ月ぐらいしか…」と鼻で笑われてしまった。

そのことがちょっと悔しい。
確かにいままでまごまごしていた自分が悪い。
でもやる気をそぐようなことはやめて欲しい。
そもそも母親は俺が留学をすることをあまり快く思っていない。

むかし、母方の親戚のおじさんが留学を勧めてくれたことがあった。
母がその話を聞いて俺に伝えてきた。
俺はすぐ話を聞きたいから今度うちへくることがあったら教えて欲しいと
母親に伝えた。
でも勝手に断られてしまった。
何も知らない俺はしばらく経っても話がないので、母親に切り出してみたのだが。
断られたことを聞かされた。
ショックだった。
曰くおじさんの話は曖昧で、具体的な話ではなかったからといわれた。
でもそれがあまり有益な話ではなく、断らなければならない話だったとしても
やっぱり俺自身が話を聞きたかった。
正直悲しかった。
それから母親に反発するように何度も留学の話を持ち出したが
その都度
「おまえなんか行っても無駄だ」
「行ったところで才能もないし無駄だ」
たまに肯定してくれても
「行きたきゃ行け」
と言われ続けた。

それからもう何年も経ってしまって、もういい歳になってしまった。
今さら留学なんてしたところでどうにもならないと思っている。
夢みたいなことばっかり言っているんだと思う。
でも、今の俺は何もないから。
これで何かが変われるとか都合のいいことも思わない。
でもこのまま毎日前職での挫折をひきずって悶々としているよりはずっといいと思う。
だから、行くんだ。

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