Tate Modern
2005年9月4日 さすらい〜股旅
朝7時ぐらいに目が覚めて、日曜日にあまり早く起きていくのもなんなのでベッドの中でテレビを見ていた。
テレビは昨日のサッカーの試合のダイジェストがやっていた。
番組の司会は懐かしい、昔名古屋グランパスでもプレーしていたGARY LINEKERだった。
8時頃起き出して、のそのそと朝食を食べた。するとMaryが起きてきて
「今日は洗濯するから洗濯物があったら袋に詰めて出しておいて。」と言ったので、食事のあと部屋から洗濯物をもってきた。
ホームステイ先によっては、洗濯は自分でランドリーへでかけてやったり、若しくはお金を出してホストマザーにやってもらったりすることもあるらしい。
その点ではうちはやってもらえるので助かる。シャワーの時間も決まっていたりするところもあるらしいが、うちにはそういう制約もない。食事の時間も通常だいたい7時ぐらいなのだけど、何時までに帰ってきなさいということもないので助かる。そのかわり残念ながら、ホストファミリーと食事をしながら会話をするということもない。
「昨日はどうだった?楽しかった?今日はどこへ行くの?」など聞かれた。
「今日はCenterへ行って、美術館を見ようと思う」と答えると。
「Tate ModernからTate Britenまで船がでてるのよ、それにのればすぐに着くし、安上がりなのよ」と教えてくれた。
9時頃家を出てバスに乗ってCenter Londonへ向かった。Tottenham Court Roadでバスを降りて、適当にバスに乗ってトラファルガー広場付近で降りる。そこから歩いて、橋を渡ってテムズ川沿いを歩いてTate Modernへ。
Tate Modernは昨日もやってきたけど、まだ見ていない部分をゆっくり見て回った。
それから元来た道を戻って、Covent Gardenへ。Covent Gardenは今回Londonで俺の超お気に入りの場所だった。周りにはPaul SmithなどオサレなShopがたくさんあるし、Covent Gardenにはレストラン、マーケットなどがある。アクセサリーもけっこうたくさんあるし、交渉次第ではまけてくれたりもする。俺も指輪を買ったらちょっとだけまけてくれた。もしかして英語がもっと堪能だったら、もっと値切れたのかもしれない(笑)
Tate ModernからCovent Gardenまで歩いていけない距離でもないけど、バスに乗った方が早いかもしれない。でも俺は歩いた。
歩くのは楽しい、道を歩きながら見るモノが何を見ても楽しいから。それとバスは時間通りに来るとは限らないし、バスの数もたくさん走っているし、バスの前の部分に番号が書いてあって、その番号によってどこへ行くか決まっているけど、どのバスがどこへ行くのか探すのも大変だった。それに歩いて回るとかなり土地勘ができあがる。
Covent GardenからNational Galleryのそばを通ってPiccadilly Circusへ。その時点で2時ぐらいで、少し遅めのランチを食べるためにジャパセンへ行ってみた。その日あまり現金を持っていなかったのでトラベラーズチェックが使えるか、店員に聞いてみた。使えるというので安心していたのだけど、どこからともなく現れた偉そうな年の頃なら30代前半の日本人が飛んできて、その店員を激しく指導しはじめた。それから俺にトラベラーズチェックの額面を確認して、その半額までの注文なら受け付けると行った。トラベラーズチェックは使うのに厄介な代物なのかもしれない。けど現金を大量に持ち歩くのは気が引けるし。仕方がないので高いけど10ポンドの食事をした。鮪の竜田揚げ定食、味は日本で食べるのと大差ないけど、高いな。久しぶりの日本食だったけどどうも腑に落ちない。Londonでは日本食は高級食みたいだ。なによりこの偉そうな日本人が気にくわなかった。確かに向こうは商売かもしれないが、なんとなくその高圧的な態度が気に入らなかったので、俺はその後一度もジャパセンには行かなかった。
その後再び歩いてSt.James`s Parkを抜け迷いながらTate Britainへ。迷ったおかげで4時ぐらいに到着して見学は早足になってしまった。
町中を歩いていて気がつくことは、日本人はだいたいすぐに見分けがつくということ。どこの国へ行ってもそうなのかもしれないが、だいたい2種類の日本人がいる。オロオロしているか必要以上に気取っている。中国人は移民が多いせいか同じアジア人でもごく自然にLondonの街に溶け込んでいる。良い意味で普通に歩いている。8年前はあまり見かけなかった韓国人の姿が増えていたことも気がついたことのひとつで、高級ショップには必ず韓国人観光客がいた。韓国は景気がいいんだろうなと改めて思った。彼らもわりと自然にLondonを闊歩していたが、けっこう話す声がうるさいのですぐわかる。そういう意味では日本人はあまりLondonに馴染んでいない感じがした。たぶん長くLondonに住んでいるんだろうなと思われる日本人でも、なんだかファッションは微妙に派手で歩き方もなんとなく威張っている感じがするのだ。そういう俺はどうなのかと言えば、もちろんオロオロ型の日本人だった。
Tate BritainはTate Modernとは違い、1800後半〜1900年後半の近代英国の芸術が見られる。Edward Wadsworthの作品が俺のなかで気に入った。
帰り道、家の前の通を歩いているとどこからともなく「コンニチハ」と話しかけられた。最初何を言っているのか気がつかなかったのだけど、近所の子供がどうやら俺に向かって言っているようだった。まさかこんなところで、しかも子供に日本語で話しかけられるとは思わなかったのでびっくりした。でも嬉しかった。それ以後この少年とは道で会うたびに「コンニチハ!」と挨拶するようになった。
テレビは昨日のサッカーの試合のダイジェストがやっていた。
番組の司会は懐かしい、昔名古屋グランパスでもプレーしていたGARY LINEKERだった。
8時頃起き出して、のそのそと朝食を食べた。するとMaryが起きてきて
「今日は洗濯するから洗濯物があったら袋に詰めて出しておいて。」と言ったので、食事のあと部屋から洗濯物をもってきた。
ホームステイ先によっては、洗濯は自分でランドリーへでかけてやったり、若しくはお金を出してホストマザーにやってもらったりすることもあるらしい。
その点ではうちはやってもらえるので助かる。シャワーの時間も決まっていたりするところもあるらしいが、うちにはそういう制約もない。食事の時間も通常だいたい7時ぐらいなのだけど、何時までに帰ってきなさいということもないので助かる。そのかわり残念ながら、ホストファミリーと食事をしながら会話をするということもない。
「昨日はどうだった?楽しかった?今日はどこへ行くの?」など聞かれた。
「今日はCenterへ行って、美術館を見ようと思う」と答えると。
「Tate ModernからTate Britenまで船がでてるのよ、それにのればすぐに着くし、安上がりなのよ」と教えてくれた。
9時頃家を出てバスに乗ってCenter Londonへ向かった。Tottenham Court Roadでバスを降りて、適当にバスに乗ってトラファルガー広場付近で降りる。そこから歩いて、橋を渡ってテムズ川沿いを歩いてTate Modernへ。
Tate Modernは昨日もやってきたけど、まだ見ていない部分をゆっくり見て回った。
それから元来た道を戻って、Covent Gardenへ。Covent Gardenは今回Londonで俺の超お気に入りの場所だった。周りにはPaul SmithなどオサレなShopがたくさんあるし、Covent Gardenにはレストラン、マーケットなどがある。アクセサリーもけっこうたくさんあるし、交渉次第ではまけてくれたりもする。俺も指輪を買ったらちょっとだけまけてくれた。もしかして英語がもっと堪能だったら、もっと値切れたのかもしれない(笑)
Tate ModernからCovent Gardenまで歩いていけない距離でもないけど、バスに乗った方が早いかもしれない。でも俺は歩いた。
歩くのは楽しい、道を歩きながら見るモノが何を見ても楽しいから。それとバスは時間通りに来るとは限らないし、バスの数もたくさん走っているし、バスの前の部分に番号が書いてあって、その番号によってどこへ行くか決まっているけど、どのバスがどこへ行くのか探すのも大変だった。それに歩いて回るとかなり土地勘ができあがる。
Covent GardenからNational Galleryのそばを通ってPiccadilly Circusへ。その時点で2時ぐらいで、少し遅めのランチを食べるためにジャパセンへ行ってみた。その日あまり現金を持っていなかったのでトラベラーズチェックが使えるか、店員に聞いてみた。使えるというので安心していたのだけど、どこからともなく現れた偉そうな年の頃なら30代前半の日本人が飛んできて、その店員を激しく指導しはじめた。それから俺にトラベラーズチェックの額面を確認して、その半額までの注文なら受け付けると行った。トラベラーズチェックは使うのに厄介な代物なのかもしれない。けど現金を大量に持ち歩くのは気が引けるし。仕方がないので高いけど10ポンドの食事をした。鮪の竜田揚げ定食、味は日本で食べるのと大差ないけど、高いな。久しぶりの日本食だったけどどうも腑に落ちない。Londonでは日本食は高級食みたいだ。なによりこの偉そうな日本人が気にくわなかった。確かに向こうは商売かもしれないが、なんとなくその高圧的な態度が気に入らなかったので、俺はその後一度もジャパセンには行かなかった。
その後再び歩いてSt.James`s Parkを抜け迷いながらTate Britainへ。迷ったおかげで4時ぐらいに到着して見学は早足になってしまった。
町中を歩いていて気がつくことは、日本人はだいたいすぐに見分けがつくということ。どこの国へ行ってもそうなのかもしれないが、だいたい2種類の日本人がいる。オロオロしているか必要以上に気取っている。中国人は移民が多いせいか同じアジア人でもごく自然にLondonの街に溶け込んでいる。良い意味で普通に歩いている。8年前はあまり見かけなかった韓国人の姿が増えていたことも気がついたことのひとつで、高級ショップには必ず韓国人観光客がいた。韓国は景気がいいんだろうなと改めて思った。彼らもわりと自然にLondonを闊歩していたが、けっこう話す声がうるさいのですぐわかる。そういう意味では日本人はあまりLondonに馴染んでいない感じがした。たぶん長くLondonに住んでいるんだろうなと思われる日本人でも、なんだかファッションは微妙に派手で歩き方もなんとなく威張っている感じがするのだ。そういう俺はどうなのかと言えば、もちろんオロオロ型の日本人だった。
Tate BritainはTate Modernとは違い、1800後半〜1900年後半の近代英国の芸術が見られる。Edward Wadsworthの作品が俺のなかで気に入った。
帰り道、家の前の通を歩いているとどこからともなく「コンニチハ」と話しかけられた。最初何を言っているのか気がつかなかったのだけど、近所の子供がどうやら俺に向かって言っているようだった。まさかこんなところで、しかも子供に日本語で話しかけられるとは思わなかったのでびっくりした。でも嬉しかった。それ以後この少年とは道で会うたびに「コンニチハ!」と挨拶するようになった。
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