イギリスでの朝食は朝はシリアルを食べる。
夜はMaryが7時ぐらいに用意してくれる。Maryは夜になるとだいたい近くにある母親の家に行ってしまうのか留守にすることが多い。
なので、朝食の用意はほとんど俺がしている。用意っていってもシリアルとパンを出してきて、お皿を並べて飲み物を用意するくらいだけど。
Renanはギリギリまで寝ているので(たまに寝坊する)毎朝俺がすることになった。
日本ではあまり朝食は食べないので、ってっとりばやく食べられるシリアルばかり食べてしまう。
それに学校の昼食は1時なので、どうしても途中でお腹が鳴ってしまうからしっかり食べるようにした。
不思議なもので1時間でも時間がズレると、かなりお腹が空くのだ。

イギリスのというかmaryの食事はすごく簡単なものが多い。
だいたい1プレートで、ジャガイモがだいたい出てくる。
フライドポテトであったり、ベークドポテトであったり、茹でたままのジャガイモだったり。
ジャガイモが別にそれほど好きではないけど、でてきたら食べきってしまう。
これがイギリスの一般的な家庭の料理なのかも知れない。
他の家ではいろいろ凝った料理が出てくるらしいけど、俺的にはこれはこれで不満はない。
よくイギリスの料理はまずいと聞くけど、俺はそうは思わなかった。確かに美味しいかといえば、そうでもない。
日本人の味覚からすると味が薄いから、どうしてもひと味たしたくなる。
なので、食卓には塩がおいてあるから物足りなければ自分で足せっていう感じなんだと思う。
毎晩のようにジャガイモが出てきて食べ終えたあとは、もうジャガイモは食べたくない!って思うけど、次の日ジャガイモが出てきてもまた食べきってしまう。
でもけして料理がまずいというわけではない。むしろ俺は好きだ。

夜になって、Renanが学校で映画を見せてくれるから行こう!というので学校へ出かけた。
毎週水曜日の放課後に、学校の食堂でスクリーンで映画を見せてくれるのだ。
行ってみるとけこう人が集まっていた。
外国の人はつくづくこういう社交場的なものが好きだなと思った。
ジュースやポップコーンがおいてあって、好きに飲んだり食べたりしているようなのでコーラをコップについで適当な席に座った。
今夜の映画は「ザ・ ヒッチハイカーズガイド・トゥ・ザ・ギャラクシー」というイギリスのコメディだった。
もちろん、言葉も字幕も英語。なので細かい内容はわからない。でもコメディなので言葉がわからなくても見ているだけで楽しい。

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